学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第14章 ▸ B. 免疫反応 / Q14B003
教科書ドリル 生理学
液性免疫の中心的な効果分子は、B細胞から分化した形質細胞が大量に産生する。この効果分子の総称(γ-グロブリン分画として検出される血漿タンパクでもある)を何というか。
液性免疫の効果分子はB細胞→形質細胞系列が産生する「抗体(免疫グロブリン Ig)」である。血漿タンパクの電気泳動ではγ-グロブリン分画として検出され、血漿タンパクの中で唯一「肝臓以外(形質細胞)で合成される」例外である。抗体は抗原に特異的に結合し、(1)中和(ウイルス・毒素の活性を失わせる)、(2)オプソニン化(貪食細胞の取り込みを促進)、(3)補体活性化(古典経路の引き金)、(4)抗体依存性細胞傷害(ADCC)などを介して病原体を排除する。クラスはIgG/IgA/IgM/IgE/IgDの5種で、血中最多はIgG(約70〜75%)、分泌液中最多はIgA(粘膜免疫の主役・二量体)、一次応答初期の主役はIgM(五量体)、I型アレルギー・寄生虫感染で上昇するのはIgE(肥満細胞のFcε受容体に結合)、IgDはB細胞表面受容体として機能する。

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