学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ G. 平衡感覚 / Q13G001

教科書ドリル 生理学

Q13G001 感覚

問題

平衡感覚の機能と受容の仕組みに関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1平衡感覚は音の周波数を感知する感覚で、蝸牛のコルチ器で受容される。
2平衡感覚は重力に対する頭の向きや直線・回転運動の加速度を感知する感覚であり、内耳の前庭器官で受容される。静的平衡感覚は耳石器(卵形嚢・球形嚢)が頭の向きを検出して担い、動的平衡感覚は3つの半規管が回転を検出して担う。
3平衡感覚は皮膚の機械受容器で受容され、前庭器官は関与しない。
4平衡感覚は味覚と同じ化学感覚であり、前庭神経は関与しない。
解答
正解2
解説

**平衡感覚**は、重力に対する頭部の向きや、直線運動・回転運動に伴う加速度を感知する感覚であり、身体や頭部の空間的な位置・運動の知覚に重要な役割を果たす。ヒトはこの感覚情報を手がかりとして適切な姿勢を保ち、身体を安定化する(姿勢調節)。受容部位は蝸牛ではなく、内耳の**前庭器官**である。機能的には、耳石器(卵形嚢・球形嚢)が担当する**静的平衡感覚**(頭の傾きや直線方向の加速度)と、半規管が担当する**動的平衡感覚**(頭部の回転運動)の2系統がある。耳石器と半規管のいずれも、最終的には有毛細胞の感覚毛のたわみによって機械電気変換が行われるという点で共通する。

解説画像
平衡感覚の機能と受容の仕組みに関する記述として正しいのはどれか。 解説図
平衡感覚の機能と受容の仕組みに関する記述として正しいのはどれか。
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