学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ F. 聴覚 / Q13F012

教科書ドリル 生理学

Q13F012 感覚

問題

音伝導(気導)の経路として、鼓膜から内耳の有毛細胞まで振動が伝わる順序として正しいのはどれか。

選択肢
1鼓膜→アブミ骨→キヌタ骨→ツチ骨→前庭窓→蝸牛管内リンパ→有毛細胞
2鼓膜→ツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨→前庭窓(卵円窓)→前庭階の外リンパ→前庭膜→蝸牛管の内リンパ→コルチ器基底膜→有毛細胞(感覚毛と蓋膜の摩擦)
3鼓膜→耳管→前庭窓→半規管→有毛細胞
4鼓膜→ツチ骨→キヌタ骨→蝸牛神経→コルチ器→アブミ骨→有毛細胞
解答
正解2
解説

**気導**の音伝導経路は以下の順序となる。①外耳道に入射した空気の圧変動は**鼓膜**を振動させる。②鼓膜に接する**ツチ骨**の柄がまず揺れ、③**キヌタ骨**を介してテコ機構で増幅された振動が、④**アブミ骨**の底に伝わる。⑤アブミ骨底は**前庭窓(卵円窓)**の膜を揺さぶり、⑥前庭階を満たす**外リンパ**に進行波を生じる。⑦前庭階の振動は**前庭膜**を介して蝸牛管の**内リンパ**を振動させ、同時に鼓室階の外リンパにも波及する。⑧この振動によって**基底膜**が特定周波数位置で最大振幅で揺れ(高音=基底部/低音=頂部の周波数局在)、⑨基底膜の上の**コルチ器**の有毛細胞と上方を覆う**蓋膜**との間に摩擦と圧迫が生じて、**感覚毛がたわむ**ことで機械電気変換が起こる。⑩最終的には蝸牛神経(VIII蝸牛枝)を介して中枢へ伝わる。

解説画像
音伝導(気導)の経路として、鼓膜から内耳の有毛細胞まで振動が伝わる順序として正しいのはどれか。 解説図
音伝導(気導)の経路として、鼓膜から内耳の有毛細胞まで振動が伝わる順序として正しいのはどれか。
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