学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第13章 ▸ E. 味覚と嗅覚 / Q13E009
教科書ドリル 生理学
伝統的な味覚地図における舌の部位と感受性が最も高い味の組み合わせとして**誤っている**のはどれか。
伝統的な味覚地図(Hänigの味覚地図)では、部位ごとに感受性が高い味が想定されてきた。(i)舌尖=甘味・塩味(茸状乳頭優位)、(ii)舌外側縁=酸味(葉状乳頭)、(iii)舌根部=苦味(有郭乳頭のV字列周辺)である。舌中央部は味蕾が少なく味覚感受性が最も低い領域(「味盲帯」)とされ、特定の味に対して敏感な部位ではない(選択肢4が誤り)。うま味についてはこの伝統的地図では固有の部位割当がなく、グルタミン酸受容体(T1R1/T1R3)は舌全体に分布している。なお現代の研究では、実際には舌のどの部位でもすべての基本味を受容できる(受容体が広く分布する)ことが示されており、伝統的味覚地図は誇張されすぎていると評価されている点にも留意しておく(国試レベルでは伝統地図の対応を押さえれば足りる)。

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