学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第13章 ▸ E. 味覚と嗅覚 / Q13E007
教科書ドリル 生理学
舌下神経(第XII脳神経)の機能に関する記述として正しいのはどれか。
舌下神経(XII)は舌の**運動**のみを支配する純運動神経であり、内舌筋(舌の形を変える)と外舌筋(舌の位置を変える、ただしオトガイ舌骨筋を除く)を動かす。味覚(感覚)には全く関与しない。味覚の求心性神経は前方から順に、鼓索神経(VII枝、舌前2/3)、舌咽神経(IX、舌後1/3)、迷走神経(X、喉頭蓋周辺)の3神経である。したがって選択肢3が正しい。選択肢1は鼓索神経(VII)の説明、選択肢2は舌咽神経(IX)の説明、選択肢4は迷走神経(X)の説明に相当し、いずれも舌下神経の機能ではない。「舌下神経=舌の運動」「鼓索・舌咽・迷走=舌の味覚」という機能分担を混同しないことが重要である。臨床的には、舌下神経麻痺では患側に舌が偏位する(健側の筋収縮で押し出されるため、突き出すと麻痺側へ向く)が、味覚障害は生じない。

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