学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ E. 味覚と嗅覚 / Q13E003

教科書ドリル 生理学

Q13E003 感覚

問題

味蕾と味細胞に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1味蕾は舌の糸状乳頭に最も多く分布する。
2味蕾の受容器細胞は基底細胞であり、味細胞は支持細胞として働く。
3味蕾の開口部(味孔)から水に溶けた化学物質が入り、味細胞に作用する。
4味細胞の寿命は長く、一度形成されると生涯にわたり置換されない。
解答
正解3
解説

味蕾は舌乳頭のうち有郭乳頭・葉状乳頭・茸状乳頭の3種類には存在するが、最も数の多い糸状乳頭には含まれない(選択肢1は誤り)。味蕾は約50〜100個の細胞からなり、感覚受容を担うのは「味細胞(味覚細胞)」であって、基底細胞は味細胞の前駆細胞(幹細胞)として機能する(選択肢2は受容器の対応を逆にしている誤り)。味蕾の頂部には開口部(味孔)があり、口腔内の水に溶けた化学物質がここから入って味細胞の先端に作用し、味細胞の受容器電位→シナプス伝達→求心性線維という経路で中枢へ伝達される(選択肢3が正しい)。味細胞の寿命は約10日と短く、基底細胞から絶えず新しい味細胞が作られて置換される(選択肢4は誤り。亜鉛欠乏ではこのターンオーバーが障害されて味覚障害が起こる)。

解説画像
味蕾と味細胞に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
味蕾と味細胞に関する記述として正しいのはどれか。
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