学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ D. 痛覚 / Q13D014

教科書ドリル 生理学

Q13D014 感覚

問題

中枢神経系のニューロンが産生し、モルヒネと同様にオピオイド受容体(μ・κ・δ)に作用して鎮痛効果を示す内因性の物質群を総称して何というか。β-エンドルフィン、メチオニン・ロイシンエンケファリン、ダイノルフィンなどが含まれる。

解答
正解内因性オピオイド
解説

内因性オピオイドは中枢神経系ニューロンで合成されるオピオイド受容体作動性ペプチドで、3つの前駆体タンパク質から産生される:①プロオピオメラノコルチン(POMC)→β-エンドルフィン(μ受容体高親和性)、②プロエンケファリン→メチオニン・ロイシンエンケファリン(δ受容体高親和性)、③プロダイノルフィン→ダイノルフィン(κ受容体高親和性)。これらはPAG・延髄縫線核に作用して下行性抑制系を賦活するとともに、脊髄後角にも直接作用して一次求心線維からの伝達物質放出を抑制する。モルヒネ・フェンタニル・オキシコドンなどの外因性オピオイドも同じ受容体(主にμ)に作用し、がん性疼痛・術後鎮痛の中核薬である。拮抗薬ナロキソンはμ受容体を競合的に遮断し、オピオイド過量・呼吸抑制の解毒に使用される。鍼鎮痛・運動誘発性鎮痛・プラシーボ鎮痛はいずれも内因性オピオイドの放出によると考えられており、ナロキソンで減弱する。

解説画像
中枢神経系のニューロンが産生し、モルヒネと同様にオピオイド受容体(μ・κ・δ)に作用して鎮痛効果を示す内因性の物質群を総称して何というか。β-エンドルフィン、メチオニン・ロイシンエンケファリン、ダイノルフィンなどが含まれる。 解説図
中枢神経系のニューロンが産生し、モルヒネと同様にオピオイド受容体(μ・κ・δ)に作用して鎮痛効果を示す内因性の物質群を総称して何というか。β-エンドルフィン、メチオニン・ロイシンエンケファリン、ダイノルフィンなどが含まれる。
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