学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第13章 ▸ D. 痛覚 / Q13D008
教科書ドリル 生理学
次の①〜⑤の事項と、最も関連の深い用語(A〜E)を1つずつ対応させよ。
① 最強の内因性発痛物質
② 侵害受容器の感受性を高める発痛増強物質(NSAIDs作用点)
③ Aβ線維活動による脊髄後角での痛み伝達遮断
④ 中脳水道周囲灰白質→延髄縫線核→脊髄後角のセロトニン・ノルアドレナリン性鎮痛路
⑤ 皮膚を刺したときに先に感じる鋭く限局した早期の痛み
A. 下行性抑制系
B. ゲートコントロール説
C. プロスタグランジン
D. ブラジキニン
E. 速い痛み(Aδ線維)
痛覚の主要概念と代表用語の対応を整理する設問。①ブラジキニン:キニノーゲン由来ペプチド、B₂受容体で侵害受容器を直接興奮、ACE阻害薬で蓄積。②プロスタグランジン:アラキドン酸由来、COXが律速酵素、NSAIDs(アスピリン・イブプロフェン等)の作用点、直接発痛よりも感受性亢進が主作用。③ゲートコントロール説:Aβ線維→脊髄後角抑制性介在ニューロン→Aδ・C線維入力遮断。TENS・SCS・マッサージの基盤、Melzack & Wall 1965。④下行性抑制系:PAG→縫線核→脊髄後角のセロトニン系と青斑核系ノルアドレナリン系、SNRIが増強する経路。⑤速い痛み(一次痛, Aδ):高閾値機械受容器を起点、有髄細・5〜30m/s、「刺すような」局在明確な早期痛、C線維の遅い痛み(二次痛)と対比される。これら4つのキーワード(ブラジキニン/プロスタグランジン/ゲートコントロール/下行性抑制)は痛覚機序の4本柱として頻出である。

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