学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第13章 ▸ D. 痛覚 / Q13D006
教科書ドリル 生理学
皮膚を針で刺したときのような、局在性が明確で鋭く、刺激がやむと急速に消失する、体性組織から生じる痛みを何というか。
痛覚は発生組織の違いから①表在性痛覚(皮膚)、②深部痛覚(皮下・筋・腱・骨膜・関節)、③内臓痛覚(中空臓器・実質臓器)の3つに大別される。①と②を合わせて広義の「体性痛」と呼ぶ。体性痛は内臓痛と対比すると、一般に局在明確・鋭い・刺激と痛みの時間関係が明瞭という特徴を持つが、深部痛は体性痛の中でも内臓痛に近い鈍痛・不明確な局在を示す点に注意を要する。腹痛の臨床分類では、内臓自体の病変による「内臓性腹痛」と、内臓病変が壁側腹膜まで波及して体性痛も併発する「体性痛性腹痛(腹膜刺激徴候を伴う)」に分けられ、急性腹症での筋性防御・反跳痛(ブルンベルグ徴候)は後者の所見である。

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