学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ C. 内臓感覚 / Q13C004

教科書ドリル 生理学

Q13C004 感覚

問題

皮膚・筋・骨格などの体表組織に生じる痛みに対して、内臓の中空器官の過度の伸展・能動的収縮・血流障害・化学的刺激などによって誘発される、一般に局在性に乏しく鈍痛で反射性の吐き気や不快感を伴う痛みを何というか。

解答
正解内臓痛覚(内臓痛)
解説

内臓痛覚は自律神経(迷走・内臓・骨盤神経)中を走る求心性線維によって伝えられ、皮膚の痛みと異なり局在性に乏しく、鈍く・持続的で、反射性に悪心・発汗・徐脈などの自律神経反応と情動反応を強く伴うのが特徴である。発生機序は①中空器官の閉塞部上流での等尺性収縮(胆疝痛・腎疝痛)、②炎症性充血、③虚血(狭心症・腸間膜虚血)、④化学的刺激(肺への塩素ガス・アンモニアなど)に大別される。狭心症の心臓痛は心筋虚血下での収縮と代謝産物(アデノシン・乳酸・K⁺)蓄積が侵害受容器を興奮させて生じる。内臓痛はしばしば「関連痛(連関痛)」を伴い、特異的な体表部位(狭心症=左胸・左腕、胆嚢=右肩、尿管結石=鼠径部)に放散する点が臨床診断上重要である。

解説画像
皮膚・筋・骨格などの体表組織に生じる痛みに対して、内臓の中空器官の過度の伸展・能動的収縮・血流障害・化学的刺激などによって誘発される、一般に局在性に乏しく鈍痛で反射性の吐き気や不快感を伴う痛みを何というか。 解説図
皮膚・筋・骨格などの体表組織に生じる痛みに対して、内臓の中空器官の過度の伸展・能動的収縮・血流障害・化学的刺激などによって誘発される、一般に局在性に乏しく鈍痛で反射性の吐き気や不快感を伴う痛みを何というか。
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