学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ B. 体性感覚 / Q13B013

教科書ドリル 生理学

Q13B013 感覚

問題

皮下、筋、腱、筋膜、骨膜、関節などに存在する受容器から発せられ、眼を閉じた状態でも手足の位置や曲がり具合、その動きを知覚できる感覚を何というか。位置感覚、運動感覚(固有感覚)、振動感覚などが含まれる。

解答
正解深部感覚
解説

深部感覚は、皮膚感覚(表在感覚)と対をなす体性感覚の一分野で、受容器が皮膚よりも深い位置(皮下・筋・腱・筋膜・骨膜・関節)にあることが名前の由来である。含まれる感覚は(1)位置感覚・運動感覚・力覚・重さの感覚からなる運動感覚(固有感覚、proprioception)、(2)振動感覚、(3)深部痛覚であり、主な受容器は筋紡錘(筋長)、ゴルジ腱器官(筋張力)、関節包のルフィニ終末(関節角度変化)・パチニ小体(振動・加速度)などである。さらに皮膚が関節の動きに伴って伸展・圧縮されることで皮膚の機械的受容器が興奮し、運動感覚に情報を加えている。筋や関節には温度受容器も存在する。深部感覚は後索-内側毛帯路を上行し、障害されると閉眼時にバランスが崩れる(Romberg徴候陽性)、姿勢保持や歩行に運動失調が生じる。糖尿病性ニューロパシー、ビタミンB12欠乏症、脊髄癆(神経梅毒)、多発性硬化症などで選択的に低下する。

解説画像
皮下、筋、腱、筋膜、骨膜、関節などに存在する受容器から発せられ、眼を閉じた状態でも手足の位置や曲がり具合、その動きを知覚できる感覚を何というか。位置感覚、運動感覚(固有感覚)、振動感覚などが含まれる。 解説図
皮下、筋、腱、筋膜、骨膜、関節などに存在する受容器から発せられ、眼を閉じた状態でも手足の位置や曲がり具合、その動きを知覚できる感覚を何というか。位置感覚、運動感覚(固有感覚)、振動感覚などが含まれる。
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