学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第13章 ▸ B. 体性感覚 / Q13B003
教科書ドリル 生理学
皮膚において痛覚と温度感覚(温覚・冷覚)を受容し、特定の受容器構造を持たず、細い有髄のAδ線維や無髄のC線維を求心路とする受容器を何というか。
自由神経終末は求心性神経の軸索末端が被膜のない裸のまま皮膚・粘膜・筋・関節・骨膜などに分布する受容器で、皮膚では表皮や真皮乳頭層まで進入している。痛覚(侵害受容)と温覚・冷覚を伝えるが、他の被膜をもつ機械的受容器(マイスネル小体・メルケル触覚盤・パチニ小体・ルフィニ終末)とは異なり、刺激に対して順応しにくい(特に痛覚は警告系として順応がきわめて遅い)。求心線維は温覚を担うものが主にC線維、冷覚と速い痛みがAδ線維、遅い鈍痛がC線維であり、いずれも細径線維である。Q0868/0870/0872/0874/0878などで痛点の受容器として、また温度受容器としても頻出する。糖尿病性ニューロパシーでは長い細径線維が先に障害されるため、温痛覚低下(stocking-and-glove型)が早期に出現する。

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。