学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ B. 体性感覚 / Q13B002

教科書ドリル 生理学

Q13B002 感覚

問題

体性感覚に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1皮膚の感覚点密度は温点>冷点>触圧点>痛点の順であり、温点が最も多い。
2パチニ小体は順応が遅く、持続的な皮膚の伸展刺激に応答する強度検出器である。
3後索-内側毛帯路は深部感覚と識別性触圧覚を伝え、延髄で交叉して対側視床に投射する。
4脊髄視床路は深部感覚を伝える経路で、脊髄神経節で交叉して同側視床に投射する。
解答
正解3
解説

選択肢3が正。後索-内側毛帯路は深部感覚(位置覚・運動覚・振動覚)と識別性触圧覚(精細な触圧・二点弁別)を運ぶ経路で、同側後索を上行して延髄の後索核で二次ニューロンに中継し、ここから内側毛帯として交叉して対側視床VPL核に投射する(延髄交叉)。選択肢1は密度順が逆で、正しくは「痛点(100〜200)>触圧点(25)>冷点(2〜13)>温点(1〜4)/cm²」であり、温点が最少である。選択肢2はパチニ小体の誤り。パチニ小体はRA II型で順応が最も速く、振動・深部圧に応答する速度検出器であって、伸展刺激を担う遅順応(SA II)はルフィニ終末である。選択肢4は脊髄視床路の誤りが2箇所あり、まず伝える感覚は深部感覚ではなく痛覚・温度感覚(外側)および粗大触圧覚(前)、そして交叉部位は脊髄神経節ではなく脊髄後角(直上)で、交叉後は対側(同側ではない)視床に投射する。したがって正答は3。

解説画像
体性感覚に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
体性感覚に関する記述として正しいのはどれか。
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