学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ A. 感覚の分類と一般的性質 / Q13A007

教科書ドリル 生理学

Q13A007 感覚

問題

感覚を生じるために必要な刺激の最小強度を「絶対閾」または単に閾値というのに対し、すでに存在する基準刺激からの強度変化を「前と異なる」と識別するために必要な最小の刺激差分を何というか。

解答
正解弁別閾(ΔS、just noticeable difference; JND)
解説

閾値(threshold)は感覚を生じさせるのに必要な刺激の最小強度で、絶対閾ともいう。弁別閾は異なる強さの刺激を区別するために必要な刺激の最小差で、丁度可知差異(JND)ともよばれる。たとえば手のひらにのせたおもりを100gから少しずつ増やしていくと、およそ3gの増加で「前より重くなった」と気づく。この3gが100gにおける重量感覚の弁別閾(ΔS)である。重要なのは、弁別閾は基準刺激の大きさに比例して変化する点で(200gでは6gが弁別閾)、この比例関係を定量化したのがウェーバーの法則(次問)である。閾値は「感じ始める最小値」、弁別閾は「違いを感じる最小差」と対比して整理する。

解説画像
感覚を生じるために必要な刺激の最小強度を「絶対閾」または単に閾値というのに対し、すでに存在する基準刺激からの強度変化を「前と異なる」と識別するために必要な最小の刺激差分を何というか。 解説図
感覚を生じるために必要な刺激の最小強度を「絶対閾」または単に閾値というのに対し、すでに存在する基準刺激からの強度変化を「前と異なる」と識別するために必要な最小の刺激差分を何というか。
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