学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ A. 感覚の分類と一般的性質 / Q13A005

教科書ドリル 生理学

Q13A005 感覚

問題

感覚受容器は、それぞれ特定の種類の刺激に対してきわめて低い閾値で応答する性質を持つ。たとえば網膜の視細胞は光に、コルチ器官の有毛細胞は音に特異的に反応する。このように、ある受容器が最も敏感に応答する種類の刺激のことを何というか。

解答
正解適刺激
解説

適刺激(adequate stimulus)は、各受容器がその受容に最適化されている刺激様式を指す概念で、光は視覚の、音は聴覚の、化学物質は味覚・嗅覚の適刺激である。適刺激以外の刺激(不適刺激)でも強度が十分であれば受容器を興奮させうるが、その場合に生じる感覚はやはり受容器固有の感覚(感覚の投射)である。たとえば眼球を機械的に圧迫すると網膜が機械刺激で興奮し、光を見ていないのに光覚(眼内閃光)が生じる。これは適刺激の特異性と感覚の投射の両概念が結びついた現象である。適刺激の存在は、感覚系における受容器の特異性・感覚の質の違いの基礎となる重要概念である。

解説画像
感覚受容器は、それぞれ特定の種類の刺激に対してきわめて低い閾値で応答する性質を持つ。たとえば網膜の視細胞は光に、コルチ器官の有毛細胞は音に特異的に反応する。このように、ある受容器が最も敏感に応答する種類の刺激のことを何というか。 解説図
感覚受容器は、それぞれ特定の種類の刺激に対してきわめて低い閾値で応答する性質を持つ。たとえば網膜の視細胞は光に、コルチ器官の有毛細胞は音に特異的に反応する。このように、ある受容器が最も敏感に応答する種類の刺激のことを何というか。
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