学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ B-e. 大脳皮質による調節 / Q12Be002

教科書ドリル 生理学

Q12Be002 運動

問題

ホムンクルス(運動野の体部位局在)に関する記述として**最も適切**なのはどれか。

選択肢
1体の表面積に比例して運動野の面積が配分されている。
2手・顔面・口唇・舌などの細やかな運動を要する部位に、広い皮質領域が割り当てられている。
3下肢は側頭部側に、顔面は頭頂部に局在する。
4運動野と体性感覚野(中心後回)では、体部位の配置順が逆転している。
解答
正解2
解説

ホムンクルスは、大脳皮質運動野(および体性感覚野)における身体部位局在を、各部位の皮質面積の大きさに応じて人体像として描いたものである。運動野では、**細やかで精密な運動が必要な手指・顔面・口唇・舌などの領域に、体表面積比からは不釣り合いなほど広い皮質面積が割り当てられている**(選択肢2が正しい)。したがって、体表面積と皮質面積は比例しない(選択肢1は誤り)。体部位の配置は、頭頂部側に下肢・体幹、側頭部側に上肢・手・顔面・口腔が並ぶのが一般的で、「下肢=頭頂部、顔面=側頭部側」である(選択肢3は上下逆で誤り)。運動野(中心前回)と体性感覚野(中心後回)は中心溝を挟んで向かい合う位置にあり、体部位の配置順序は同じ(鏡像的対応)であって逆転してはいない(選択肢4は誤り)。臨床では、中大脳動脈領域の梗塞では顔面・上肢優位の麻痺、前大脳動脈領域の梗塞では下肢優位の麻痺を生じる、という責任血管と症状対応の基礎となる。

解説画像
ホムンクルス(運動野の体部位局在)に関する記述として**最も適切**なのはどれか。 解説図
ホムンクルス(運動野の体部位局在)に関する記述として**最も適切**なのはどれか。
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