学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第12章 ▸ B-d. 大脳基底核による調節 / Q12Bd003
教科書ドリル 生理学
大脳基底核の線条体分類とドパミン応答に関する組み合わせとして**正しい**のはどれか。
線条体は系統発生的な古さに基づき、**尾状核+被殻=新線条体**、**淡蒼球=旧線条体**と分類される。機能的には新線条体が大脳皮質からの入力部、旧線条体(淡蒼球)が視床経由で大脳皮質へ出力する出力部として働く。選択肢2・3・4はいずれも対応を取り違えている。ドパミン応答の観点では、新線条体の投射ニューロンは直接路(D1受容体発現、運動促進)と間接路(D2受容体発現、運動抑制)の2系統に大別され、黒質緻密部から放出されるドパミンは直接路を促進し間接路を抑制することで全体として運動を促進する方向に働く。中年以降発症の大脳基底核疾患では黒質ドパミンの減少により、相対的なアセチルコリン優位が起こり、振戦・固縮・無動・姿勢保持障害という4徴候が出現する。L-ドパは血液脳関門を通過してドパミン合成に利用されるため著効する(ドパミン自体は血液脳関門を通過しない)。

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