学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ B-c. 小脳による調節 / Q12Bc003

教科書ドリル 生理学

Q12Bc003 運動

問題

小脳障害の徴候として**当てはまらない**のはどれか。

選択肢
1随意運動を始めると手に震えが起こる(企図振戦)。
2随意運動の距離を誤り、目標点を越える/届かないといった測定障害(推尺障害)を示す。
3一直線上を歩くことが困難で、広い歩隔をとる酒客歩行を示す。
4病変の反対側の筋に弛緩麻痺が生じ、全く随意運動ができなくなる。
解答
正解4
解説

小脳障害では、運動は可能だが動きが滑らかでなく不確実となる(運動失調)。具体的には、随意運動開始時の企図振戦、運動距離を誤る推尺障害(測定障害)、拮抗筋の相互協調の乱れで手の回内回外を速やかに繰り返せない拮抗反復不能(dysdiadochokinesis)、一直線歩行困難な酒客歩行、閉眼で倒れやすい平衡障害、言葉の断綴性(爆発性構音障害)などが典型的である(選択肢1・2・3は正しい小脳徴候)。選択肢4は運動野(錐体路)障害の説明であり、小脳障害では筋力そのものは比較的保たれることが鑑別ポイントとなる。「小脳障害=失調(筋力保持)」vs「錐体路障害=麻痺(筋力低下)」は必須の対比である。

解説画像
小脳障害の徴候として**当てはまらない**のはどれか。 解説図
小脳障害の徴候として**当てはまらない**のはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手