学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第12章 ▸ B-a. 脊髄レベルでの調節 / Q12Ba016
教科書ドリル 生理学
伸張反射・屈曲反射・皮膚反射などが脊髄の同一分節または数分節内で完結する「脊髄分節反射」であるのに対し、より遠隔の脊髄分節に作用が及ぶ反射(四肢間反射やひっかき反射など)を何というか。
脊髄反射は作用の及ぶ脊髄分節の範囲によって、同一分節または数分節内で完結する「短脊髄反射(脊髄分節反射)」と、遠隔分節に及ぶ「長脊髄反射」に分けられる。長脊髄反射の例として、前肢と後肢の間の協調的反射である四肢間反射(除脳動物や脊髄動物で観察される)、および慢性脊髄動物で背中の皮膚刺激により同側後肢でひっかく動作が起こるひっかき反射が挙げられる。これらの反射は、頸髄の前肢反射回路と腰仙髄の後肢反射回路とが、上行性・下行性の脊髄固有ニューロンを介して連絡していることで成立する。歩行時の前肢と後肢の協調や、律動的運動パターン(中枢パターン発生器)と結びつく。

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