学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ B-a. 脊髄レベルでの調節 / Q12Ba001

教科書ドリル 生理学

Q12Ba001 運動

問題

骨格筋が急激に引き伸ばされると、その筋紡錘が興奮し、Ia群求心性線維を介して同名筋を支配するα運動ニューロンが興奮することで、同名筋が反射的に収縮する脊髄反射を何というか。

解答
正解伸張反射(stretch reflex)
解説

伸張反射は、筋伸張を刺激として筋紡錘が興奮し、Ia群求心性線維が後根から脊髄に入り、1個の興奮性シナプスを介して脊髄前角のα運動ニューロンを直接興奮させ、同名筋の錘外筋線維を収縮させる反射である。反射中枢内で興奮性シナプスを1個しか介さないため、伸張反射は単シナプス反射の代表例であり、刺激された筋と同じ筋が収縮する「固有反射」でもある。臨床では伸展反射あるいは腱反射・深部反射とも呼ばれ、膝蓋腱反射やアキレス腱反射として診察の基本手技となる。反射を起こすと筋が短縮して筋紡錘の求心性活動が低下し、伸張反射も弱まるため、筋長を一定に保つフィードバック制御(姿勢保持・関節位置保持)として機能する。

解説画像
骨格筋が急激に引き伸ばされると、その筋紡錘が興奮し、Ia群求心性線維を介して同名筋を支配するα運動ニューロンが興奮することで、同名筋が反射的に収縮する脊髄反射を何というか。 解説図
骨格筋が急激に引き伸ばされると、その筋紡錘が興奮し、Ia群求心性線維を介して同名筋を支配するα運動ニューロンが興奮することで、同名筋が反射的に収縮する脊髄反射を何というか。
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