学習トップ教科書ドリル 生理学第11章 ▸ D. 心筋と平滑筋 / Q11D003

教科書ドリル 生理学

Q11D003 筋

問題

心筋細胞における活動電位の絶対不応期は、骨格筋のそれに比して著しく長いとされる。この事実からもたらされる性質として正しいのはどれか。

選択肢
1強縮が起こりやすく持続的収縮が可能である。
2常に単収縮のみで、強縮を起こさない。
3活動電位と収縮が独立しており無反応期がない。
4不応期が短く高頻度刺激で加重が起こる。
解答
正解2
解説

心筋の絶対不応期は200〜300ミリ秒と単収縮の持続時間(約0.5秒)のほぼ全体にわたる。このため先行する活動電位が終わらないうちは次の刺激に応答できず、単収縮どうしが加重・融合しない。すなわち心筋は常に単収縮のみで強縮を起こさない。この性質は、もし心筋が強縮を起こすとポンプ機能(収縮と弛緩の繰り返し)が破綻するため生理学的に必須である。骨格筋の絶対不応期は1〜2ミリ秒と短く、高頻度刺激で加重して強縮が生じる。

解説画像
心筋細胞における活動電位の絶対不応期は、骨格筋のそれに比して著しく長いとされる。この事実からもたらされる性質として正しいのはどれか。 解説図
心筋細胞における活動電位の絶対不応期は、骨格筋のそれに比して著しく長いとされる。この事実からもたらされる性質として正しいのはどれか。
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