学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第11章 ▸ A. 骨格筋の構造と働き / Q11A012
教科書ドリル 生理学
筋収縮の滑走説とミオシン頭部(連結橋)に関する記述として誤っているのはどれか。
滑走説の要点は、筋の短縮時に個々のフィラメント(アクチン・ミオシン)自体は長さを変えないということにある。実際に起こっているのは、太いミオシンから突き出たミオシン頭部(連結橋)がアクチンフィラメントの側面と次々に化学結合を作り、首を振るように力を発生させてアクチンを中心方向へ引き寄せる過程である。結果としてアクチンが太いフィラメントの間に滑り込み、サルコメアが短縮する。このため選択肢2の「アクチンフィラメント自身が短くなる」は滑走説と真逆で誤り。1・3・4はミオシン頭部とアクチンの相互作用、ならびに引き込み運動の記述として正しい。ミオシン頭部はATPase活性をもち、ATPをADPとPiに分解してエネルギーを得る部位でもある。

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