学習トップ教科書ドリル 生理学第11章 ▸ A. 骨格筋の構造と働き / Q11A007

教科書ドリル 生理学

Q11A007 筋

問題

骨格筋の筋線維(筋細胞)と筋原線維に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1筋線維は1個の細胞に1個の核をもつ単核細胞である。
2筋線維は複数の核をもつ多核細胞(シンシチウム)である。
3筋原線維は直径およそ100μmで、筋線維よりも太い構造である。
4筋線維の両端は通常は骨膜に直接融合し、腱は介在しない。
解答
正解2
解説

一般の細胞は1個の細胞に1個の核をもつが、骨格筋の筋線維は発生の過程で多数の筋芽細胞が融合してできるため、1本の細長い筋線維の中に複数の核(通常は細胞膜直下に多数並ぶ)を含む多核細胞となる。この構造を合胞体(シンシチウム)といい、急速な収縮の制御や損傷からの再生にも寄与する。選択肢2が正しい。1は単核とする点で誤り。筋線維は直径10〜100μm、長さは数mm〜30cm程度にまで達する巨大な細胞で、その内部に直径1〜2μm程度の「筋原線維」が多数密に並んでいる。選択肢3は筋原線維と筋線維の太さ関係が逆であり誤り。また選択肢4のように筋線維の両端は一般に「腱」を介して骨格に付着し、骨に直接付くわけではない。なお、骨格筋の表面は筋膜(筋上膜)という結合組織で覆われている。

解説画像
骨格筋の筋線維(筋細胞)と筋原線維に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
骨格筋の筋線維(筋細胞)と筋原線維に関する記述として正しいのはどれか。
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