学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ K. 大脳 / Q10K012

教科書ドリル 生理学

Q10K012 神経

問題

海馬に関する記述として誤っているのはどれか。

選択肢
1大脳皮質や視床と神経回路を形成して記憶機能に重要な役割を果たす。
2海馬という表現は正確には海馬体のことであり、海馬体は海馬台(海馬支脚)・海馬(アンモン角;CA)・歯状回に分けられる。
3両側海馬の障害では、新規の長期記憶獲得が困難となる前向性健忘をきたしうる。
4海馬は黒質に位置し、ドパミンの主要産生部位である。
解答
正解4
解説

海馬(hippocampus)は側頭葉内側にある辺縁系の構造で、正確には海馬体(海馬台・アンモン角/CA・歯状回)の総称として用いられる(2は正しい)。海馬は大脳皮質・視床と回路を形成し、記憶の成立と固定化に中心的役割を果たす(1は正しい)。両側海馬の障害は新規記憶獲得を大きく損なう前向性健忘を生じ、アルツハイマー病の早期萎縮部位としても注目されるが、疾患名は正答肢に据えない(3は正しい)。海馬は黒質には存在せず、ドパミン産生部位でもない(黒質緻密部のドパミン産生と混同しているので選択肢4が誤り)。

解説画像
海馬に関する記述として誤っているのはどれか。 解説図
海馬に関する記述として誤っているのはどれか。
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