学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ K. 大脳 / Q10K011

教科書ドリル 生理学

Q10K011 神経

問題

扁桃体(amygdala)の主な働きとして正しいのはどれか。

選択肢
1情動(特に恐怖や怒り)を誘発する刺激を受け取って処理し、情動行動の発現に中心的役割を担う。
2骨格筋の随意運動を直接指令する一次運動野に相当する。
3視覚情報を最初に受け取り空間認知を行う。
4言語の発話運動プログラムを生成する。
解答
正解1
解説

扁桃体は側頭葉内側の皮質下核で、大脳辺縁系の情動機能の要である。身体の内外からの感覚情報や連合野からの内的な刺激が扁桃体に集約され、そこで情動的な意味づけ(快/不快、安全/危険)が処理される。扁桃体が障害されると物事の危険性を適切に認識できなくなる、電気刺激では不安や恐れを生じるなど、扁桃体と情動(特に恐怖・怒り)との結びつきが強いことが示されている。一次運動野(2)、後頭葉視覚野(3)、ブローカ野を含む運動性言語中枢(4)はいずれも扁桃体の機能ではない。PTSDや不安障害では扁桃体の過活動が報告されるが、本設問ではこれを正答肢には用いない。

解説画像
扁桃体(amygdala)の主な働きとして正しいのはどれか。 解説図
扁桃体(amygdala)の主な働きとして正しいのはどれか。
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