学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ K. 大脳 / Q10K010

教科書ドリル 生理学

Q10K010 神経

問題

大脳辺縁系の部位と機能の組み合わせとして正しいのはどれか。

選択肢
1扁桃体 ── 短期記憶の中心
2海馬 ── 記憶(特に短期記憶から長期記憶への転送)に重要
3帯状回 ── 延髄呼吸中枢
4中隔核 ── 骨格筋の随意運動
解答
正解2
解説

海馬(正確には海馬体)は、大脳皮質や視床と回路を形成し、記憶の成立、特に短期記憶を長期記憶へ転送・固定化する過程で中核的な役割を果たす。両側海馬の損傷では、新しい出来事を長期記憶として獲得できない前向性健忘を生じることが知られる。これに対して扁桃体は情動(特に恐怖・怒り)の鍵となる部位であり、短期記憶の中心ではない(1は誤り)。帯状回は情動・認知・自律機能の統合に関与する辺縁皮質であって延髄呼吸中枢ではない(3は誤り)。中隔核は情動・動機づけの調節に関わる皮質下核であり、随意運動中枢ではない(4は誤り)。

解説画像
大脳辺縁系の部位と機能の組み合わせとして正しいのはどれか。 解説図
大脳辺縁系の部位と機能の組み合わせとして正しいのはどれか。
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