学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ K. 大脳 / Q10K005

教科書ドリル 生理学

Q10K005 神経

問題

錐体路と錐体外路に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1錐体路は大脳基底核を主要中継核として脊髄に到達する経路である。
2錐体外路は運動野から延髄錐体部を通って反対側脊髄に下行する直通路である。
3錐体路は随意運動の指令を大脳皮質運動野から脊髄前角運動ニューロンへ伝える経路で、錐体外路系には大脳基底核を介する運動調節回路が含まれる。
4錐体路と錐体外路はともに小脳内でプルキンエ細胞から起始する。
解答
正解3
解説

随意運動の主通路である錐体路(皮質脊髄路)は、大脳皮質の運動野から内包を経て延髄錐体部を下行し、約4/5が延髄錐体交叉で反対側に交叉して脊髄側索を下り、脊髄前角の運動ニューロンに指令を届ける。錐体路以外の運動経路を総称して錐体外路と呼び、ここには大脳基底核・赤核・網様体・前庭神経核などを介する多数の経路群が含まれ、運動の円滑化・姿勢調節・筋緊張の制御を担う。よって選択肢3が正しい。錐体路は大脳基底核を主経路とせず(1は誤り)、錐体外路こそ延髄錐体を通らない(2は錐体路の説明を錐体外路と取り違えている)。プルキンエ細胞は小脳皮質の出力細胞で、錐体路/錐体外路の起始ではない(4は誤り)。

解説画像
錐体路と錐体外路に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
錐体路と錐体外路に関する記述として正しいのはどれか。
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