学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ J. 視床下部 / Q10J012

教科書ドリル 生理学

Q10J012 神経

問題

視索上核・室傍核で合成され、下垂体後葉から血中に分泌されるホルモンの組み合わせとして正しいのはどれか。

選択肢
1成長ホルモン(GH)とプロラクチン(PRL)
2甲状腺刺激ホルモン(TSH)と副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
3バソプレシン(ADH)とオキシトシン
4黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)
解答
正解3
解説

下垂体後葉から分泌されるホルモンはバソプレシン(抗利尿ホルモン; ADH)とオキシトシンの2種であり、どちらも視床下部の視索上核または室傍核の神経分泌ニューロンで合成され、軸索輸送によって後葉末端まで運ばれてから血中に放出される神経分泌ホルモンである。バソプレシンは腎集合管でのAQP2発現増加を介して水再吸収を促進し、体液量・浸透圧の維持に働く(分泌低下で中枢性尿崩症、不適切分泌でSIADHを生じる、という臨床事項は誤答肢・解説補助に限定)。オキシトシンは射乳反射と分娩時の子宮収縮を担う。一方、選択肢1のGH・PRL、選択肢2のTSH・ACTH、選択肢4のLH・FSHはすべて下垂体前葉ホルモンであって、視床下部の放出ホルモン/抑制ホルモンによって下垂体門脈経由で分泌調節を受けるが、視索上核・室傍核から直接の神経分泌を受けるわけではない。したがって正答は3。

解説画像
視索上核・室傍核で合成され、下垂体後葉から血中に分泌されるホルモンの組み合わせとして正しいのはどれか。 解説図
視索上核・室傍核で合成され、下垂体後葉から血中に分泌されるホルモンの組み合わせとして正しいのはどれか。
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