学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第10章 ▸ I. 視床 / Q10I004
教科書ドリル 生理学
視床の運動機能に関する記述として正しいのはどれか。
視床は感覚中継核としての役割が最も有名だが、運動調節においても重要な働きをもつ。具体的には、視床腹外側核(VL)・視床腹前核(VA)などの運動関連核が、大脳基底核(淡蒼球内節・黒質網様部などからの出力)や小脳(歯状核などからの出力)を受け取り、これを大脳皮質の一次運動野・運動前野・補足運動野へと中継する。これにより、大脳皮質・大脳基底核・小脳・視床の4者は運動の中枢性プログラムを作成する閉ループ回路(大脳皮質─基底核─視床ループ/大脳皮質─小脳─視床ループ)を構成し、さらに筋の動きに伴う感覚フィードバック情報の中継も視床が担う。よって正答は2。α運動ニューロンは脊髄前角(および脳神経運動核)に存在し、視床にはない(選択肢3は誤り)。姿勢反射の中枢は中脳(赤核など)であり、視床ではない(選択肢4は誤り)。

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