学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ J. 視床下部 / Q10J001

教科書ドリル 生理学

Q10J001 神経

問題

視床下部に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1視床下部は大脳基底核の一部であり、随意運動の調節を担う。
2視床下部は自律神経系の最高位の中枢であり、交感神経・副交感神経機能および内分泌機能を全体として総合的に調節する。
3視床下部は第四脳室の底部に位置し、呼吸の最終的な調節を行う。
4視床下部は感覚情報を大脳皮質へ中継する主たる核群である。
解答
正解2
解説

視床下部は間脳の腹側部に位置し、中脳以下の個々の自律機能中枢(呼吸・循環・消化など)を束ね、交感神経・副交感神経・内分泌の3系統を総合的に調節する自律神経系の最高位の中枢である。具体的には体温調節中枢、摂食中枢(外側野)・満腹中枢(腹内側核)、飲水中枢(口渇中枢・渇中枢)、下垂体ホルモン分泌調節中枢、視交叉上核(概日リズム)などを含み、加えて本能行動(摂食・飲水・性行動)や情動行動(怒り・不安)の発現にも関与する。大脳基底核(尾状核・被殻・淡蒼球など)は運動の調節に関わる別の構造であり(選択肢1は誤り)、呼吸中枢は延髄・橋にあって第四脳室底に接している(選択肢3は誤り)。感覚の中継核として大脳皮質へ情報を送るのは「視床」であって視床下部ではない(選択肢4は誤り)。したがって正答は2。

解説画像
視床下部に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
視床下部に関する記述として正しいのはどれか。
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