学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第10章 ▸ I. 視床 / Q10I003
教科書ドリル 生理学
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視床は解剖学的に外側部と内側部に大別される。外側部は(①)と呼ばれ、(②)を除くすべての感覚情報の中継所として働き、各感覚情報を対応する大脳皮質の感覚野へと送り届ける。この系を(③)という。一方、内側部は(④)と呼ばれ、中脳を中心とした(⑤)と連なって複雑なニューロン網を構成し、大脳皮質に広く投射する。この系を(⑥)といい、(⑦)・意識・注意の維持に重要な役割を果たす。
視床を機能的に二分する視点が「特殊投射系⇔非特殊投射系」の対比である。特殊投射系(外側部)は感覚モダリティごとに決まった中継核が決まった大脳皮質領域へ一対一で投射する経路で、これは「何を感じているか」を識別する感覚機能の基盤となる。嗅覚のみがこの系統を利用しない例外である。一方の非特殊投射系(内側部)は脳幹網様体(上行性網様体賦活系:ARAS)と連なり、感覚の種類を問わず広範な大脳皮質領野に興奮性入力を広げる経路である。特殊投射系から側枝を出してARASに入ったインパルスは、ここを経由して皮質を広く活性化させるため、覚醒・意識・注意の水準を上げる働きを担う。脳幹上部〜視床の障害で意識障害や昏睡が起こる解剖学的基盤はこの非特殊投射系にある。

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