学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ I. 視床 / Q10I001

教科書ドリル 生理学

Q10I001 神経

問題

視床の位置と一般機能に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1視床は脳幹(中脳)の腹側に位置し、主に自律神経機能の統合を担う。
2視床は第3脳室の両側に位置する卵形の構造で、複数の核からなる集合体であり、感覚の中継・意識(覚醒)・運動の調節に重要な役割を果たす。
3視床は嗅覚を含むすべての感覚情報の中継核である。
4視床は視床下部とは別系統の脳領域に属し、大脳基底核の一部である。
解答
正解2
解説

視床は間脳(=視床+視床下部+松果体などを含む領域)に属し、第3脳室の両側に一対存在する卵形の構造物である。視床は単一の核ではなく複数の核の集合であり、それぞれの核が特定の機能モジュール(感覚中継・運動中継・連合・非特殊投射など)を担っている。機能面では、(i)嗅覚を除くすべての感覚情報の中継核であり、(ii)非特殊投射系を介して覚醒・意識・注意にも関与し、(iii)大脳基底核・小脳と大脳皮質運動野を連絡する運動関連核として運動調節にも関与する。したがって2が正しい。選択肢3は嗅覚を含めている点で誤り(嗅覚は視床を経由せずに嗅球→梨状葉などへ直接投射)、選択肢4は視床下部と同じく間脳の一部であることを否定しており誤りである。

解説画像
視床の位置と一般機能に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
視床の位置と一般機能に関する記述として正しいのはどれか。
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