学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第10章 ▸ H. 小脳 / Q10H005
教科書ドリル 生理学
小脳障害で出現しやすい症候として**誤っている**のはどれか。
小脳は随意運動の協調・姿勢保持・熟練運動の学習を担うため、小脳障害では協調運動障害(企図振戦・測定障害・反復拮抗運動不能・構音障害など)、体幹失調、酩酊様歩行、熟練運動の遂行困難、筋緊張低下といった症候群(広義の「小脳性運動失調」)が出現する。選択肢1〜3はいずれも小脳障害で認められる所見である。一方、Babinski徴候(足底の外縁を擦ると母趾が背屈する反応)は、皮質脊髄路(錐体路)の障害を示唆する病的反射であり、小脳病変ではなく錐体路障害の所見として扱われる。同様に、痙性麻痺・腱反射亢進・病的反射陽性は錐体路症状群であり、小脳失調とは機序・局在とも異なる。よって誤りは選択肢4。

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