学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第10章 ▸ H. 小脳 / Q10H004
教科書ドリル 生理学
次の文の空欄に入る語を答えよ。
小脳は系統発生的に3つに区分される。前庭器官からの入力を主として受ける(①)は(②)の維持を担う。脊髄小脳路を経由して深部感覚情報を受ける(③)は、抗重力筋の緊張調節を含む(④)の保持を担う。大脳皮質からの運動指令を橋核経由で受ける(⑤)は、手指の精巧な動きなど随意運動の(⑥)と、熟練運動の学習に関与する。
小脳の3区分は、入力源と機能の組み合わせで語呂のように覚えておくと臨床対応に直結する。「原=前庭=平衡」「古=脊髄=姿勢」「新=大脳=協調」の並びをそのまま記憶し、障害時の症候を重ねて考える。たとえば虫部(古小脳領域)の障害では体幹失調と酩酊歩行が出現し、片葉小節葉(原小脳領域)の障害では平衡維持が困難となって立位・歩行が不安定になり、半球外側部(新小脳領域)の障害では企図振戦・測定障害・反復拮抗運動不能などの協調運動障害が出やすい。臨床的に小脳性の症候を「体幹型(古)/前庭型(原)/四肢型(新)」のように分けて捉える際の基礎となる分類でもある。

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。