学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ F. 脊髄 / Q10F003

教科書ドリル 生理学

Q10F003 神経

問題

脊髄の前根・後根と通過する線維の種類の組み合わせとして正しいのはどれか。

選択肢
1前根 ― 感覚性(求心性)線維のみ
2前根 ― 遠心性体性線維と遠心性自律神経線維
3後根 ― 遠心性(運動性)線維のみ
4後根 ― 骨格筋支配線維を含む
解答
正解2
解説

前根を通る遠心性線維には、骨格筋を支配する体性運動線維と、血管・内臓平滑筋・腺などを支配する自律神経遠心性線維の両方が含まれる。ただし自律神経遠心性線維のうち交感神経節前線維はT1〜L2髄節の前根に限局して通過する点に注意(副交感節前線維は脳幹および仙髄S2〜S4から出て前根相当を通る)。一方、後根を通るのは皮膚・筋・内臓の受容器から中枢に向かう求心性(感覚性)線維のみで、運動線維は含まない。したがって1・3・4はベル・マジャンディーの法則に反し誤り。選択肢2が唯一、前根に含まれる2種類の遠心性線維を正しく記述している。求心性線維の細胞体は脊髄の外、後根神経節に集まっている点も重要である。

解説画像
脊髄の前根・後根と通過する線維の種類の組み合わせとして正しいのはどれか。 解説図
脊髄の前根・後根と通過する線維の種類の組み合わせとして正しいのはどれか。
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