学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ B. 神経線維の興奮伝導 / Q10B017

教科書ドリル 生理学

Q10B017 神経

問題

有髄神経線維における跳躍伝導について正しいのはどれか。

選択肢
1髄鞘部の膜が最も興奮しやすく、そこで新たな活動電位が発生する。
2髄鞘で覆われた部分は電気的に絶縁され、活動電位はランビエ絞輪から次のランビエ絞輪へと飛び越えるように発生する。
3跳躍伝導は無髄線維に特有の現象で、有髄線維では連続伝導が行われる。
4跳躍伝導は伝導速度を遅くするが、エネルギー効率は高い。
解答
正解2
解説

有髄線維では、髄鞘で覆われた区間の膜は電流が流れにくい絶縁状態にある。そのため、局所電流はミエリンが途切れたランビエ絞輪の部分でのみ膜を横切ることができ、活動電位はランビエ絞輪から次のランビエ絞輪へと飛び移るように発生していく。この伝導様式を跳躍伝導といい、伝導速度が無髄線維に比べてはるかに速いことに加え、Na⁺-K⁺ポンプで戻すべきイオン交換がランビエ絞輪部に限局する分エネルギー効率も高い、という2つの利点をもつ。1・3・4はいずれも髄鞘の役割や跳躍伝導の性質を逆に述べており誤り。

解説画像
有髄神経線維における跳躍伝導について正しいのはどれか。 解説図
有髄神経線維における跳躍伝導について正しいのはどれか。
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