学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ B. 神経線維の興奮伝導 / Q10B018

教科書ドリル 生理学

Q10B018 神経

問題

神経の伝導速度に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1無髄線維の方が有髄線維より伝導速度が速い。
2有髄線維ではランビエ絞輪の密度が高いほど伝導速度が速く、ジャンプの距離は関係しない。
3同じ髄鞘の有無の条件であれば、神経線維の直径が太いほど伝導速度は速い。
4ヒトの神経の伝導速度はおおよそ10〜20m/秒の狭い範囲にまとまっている。
解答
正解3
解説

神経の伝導速度は、(a)髄鞘の有無と(b)線維径の2つの因子で大きく変化する。髄鞘があれば跳躍伝導となり速くなり(選択肢1は逆)、線維径が太いほど隣接膜まで局所電流が流れやすく、より短時間で閾値に達するため速くなる。したがって3が正しい。ヒトの神経伝導速度は約1m/秒(細い無髄線維のC)から約100m/秒(太い有髄線維のAα)まで広い範囲に分布しており、4の「10〜20m/秒の狭い範囲」も誤り。跳躍伝導の速さを決めるのは絞輪間距離を含む総合的な電気的性質であるため、2のような単純化も誤り。

解説画像
神経の伝導速度に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
神経の伝導速度に関する記述として正しいのはどれか。
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