学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ B. 神経線維の興奮伝導 / Q10B015

教科書ドリル 生理学

Q10B015 神経

問題

神経線維における興奮伝導について誤っているのはどれか。

選択肢
1細胞膜の興奮部と静止部の間に生じる局所電流により、隣接部が閾値まで脱分極される。
2神経線維束の中で1本の神経線維が興奮しても、隣接する線維には興奮は伝わらない(絶縁性伝導)。
3神経の性状が一様であれば、伝導距離が長くなっても興奮の大きさは減衰しない(不減衰伝導)。
4生体外に摘出した神経線維では、刺激部位からの興奮は順行性方向にしか伝わらない。
解答
正解4
解説

生体外に摘出した神経線維の中央部を電気刺激すると、そこに発生した活動電位は両方向へ伝わっていくのが神経線維の本来の性質である(両方向性伝導)。生体内で実質的に一方向性に見えるのは、シナプス伝達の一方向性やセンサー/効果器の位置関係による見かけ上の現象であって、軸索そのものは両方向に伝導可能である。したがって4の「順行性方向にしか伝わらない」は誤り。1の局所電流、2の絶縁性伝導、3の不減衰伝導はいずれも教科書記載どおりの正しい説明である。

解説画像
神経線維における興奮伝導について誤っているのはどれか。 解説図
神経線維における興奮伝導について誤っているのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手