学習トップ教科書ドリル 生理学第9章 ▸ C. 成長 / Q09C005

教科書ドリル 生理学

Q09C005 生殖・成長と老化

問題

思春期にみられる身体的変化として正しいのはどれか。

選択肢
1骨の長軸方向の成長は停止し、横径のみが増加する。
2脳重量が出生時の2倍に達し、シナプス連絡の形成が完了する。
3生殖器の急速な発達と第二次性徴の出現を伴う、身長・体重の急成長期である。
4胸腺は思春期に最も小さくなり、リンパ系全体が成人水準まで縮小する。
解答
正解3
解説

思春期は、生殖器の急速な成熟、第二次性徴(男性:声変わり・骨格筋増加・体毛増加・甲状軟骨突出/女性:乳腺発達・皮下脂肪沈着・骨盤拡大・初経)、身長と体重の再加速(骨の長軸方向に見られるスパート)が並行して進行する時期である。教科書記述に照らすと、生殖器はこの時期に急激に成長率を高め、胸腺などのリンパ系組織はこの前後でピーク(成人水準より大きな値)に達した後に退縮へと転じる。選択肢1は「長軸成長停止」としている点で誤り(思春期はむしろ長軸成長のスパート期。骨端線閉鎖は思春期以降)、選択肢2の脳重量・シナプスは出生後数年〜青年期にかけての発達が中心で、思春期そのものの中心現象ではない。選択肢4は胸腺の方向性を逆にしている点で誤り(思春期に最大→その後退縮が正しい経過)。よって正解は3。

解説画像
思春期にみられる身体的変化として正しいのはどれか。 解説図
思春期にみられる身体的変化として正しいのはどれか。
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