学習トップ教科書ドリル 生理学第9章 ▸ C. 成長 / Q09C006

教科書ドリル 生理学

Q09C006 生殖・成長と老化

問題

身体の各器官の成長パターンに関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1脳重量は思春期に急激に増加し、1〜2年で成人水準に達する。
2胸腺は出生直後にいったん重量が減少した後、8歳頃から再び急激に成長する。
3生殖器は出生直後から思春期まで一定の速度で増大し続ける。
4副腎は出生後いったん重量が減少した後、8歳頃から急激に成長する。
解答
正解4
解説

副腎は出生時には胎児副腎皮質(fetal zone)が発達しているため重量が比較的大きいが、出生後この胎児副腎皮質が退縮するため、いったん重量が減少する。その後、8歳頃から再び急激に成長するという特殊な二相性の経過をたどる。8歳頃の副腎成長は副腎性アンドロゲン分泌の開始(adrenarche)とほぼ重なり、思春期(視床下部-下垂体-性腺軸活性化に伴う本格的なpuberty)に先行する。
1は誤り。脳重量は出生後早期に急速に増加し、5〜6歳頃には成人重量の約90%、その後数年で成人レベルに達する。「思春期に1〜2年で成人水準到達」は生殖器の特徴を取り違えている。
2は誤り。「出生直後の減量→8歳頃急増」は副腎の特徴であって胸腺ではない。胸腺は思春期に最大となり、成人に至る間にかえって退縮する経過をとる。
3は誤り。生殖器の成長は幼児期にはきわめて遅く、思春期に入って成長率が急激に高まり、わずか1〜2年で成人レベルに到達する。「一定の速度で増大」は実際の経過と異なる。

解説画像
身体の各器官の成長パターンに関する記述として正しいのはどれか。 解説図
身体の各器官の成長パターンに関する記述として正しいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手