学習トップ教科書ドリル 生理学第9章 ▸ C. 成長 / Q09C003

教科書ドリル 生理学

Q09C003 生殖・成長と老化

問題

身長・体重の成長率の経時変化として正しいのはどれか。

選択肢
1新生児期に最も低く、児童期に急増し、思春期には停滞する。
2新生児期に比較的高い値を示し、児童期にはいったん成長速度が鈍化し、思春期で再加速して最終的に成人水準で安定する。
3出生から成人に至るまで一定の速度で直線的に増加する。
4思春期以降に初めて急増し、それまではほとんど変化しない。
解答
正解2
解説

身長と体重の成長速度(単位時間あたりの増分)は、(i)新生児期に比較的高い値を示し、(ii)児童期にあたる就学後から13歳頃にかけて緩徐になり、(iii)思春期に再び急速に増加し、(iv)その後成人水準に達して安定する、という2峰性(S字型)の経過をたどる。思春期の急伸は、とりわけ骨の長軸方向への伸長として顕著に表れ、男女ともに「身長スパート」と呼ばれる時期を経験する(女子の方がスパート時期がやや早いとされる)。選択肢1は新生児期と児童期・思春期の位置づけを取り違えており誤り、選択肢3は直線的増加を主張しているが実際は2峰性で誤り、選択肢4は新生児期の急成長を無視している点で誤り。なお思春期以降は性ステロイドの作用で骨端線が閉鎖に向かい、長軸方向の身長増加は停止する。

解説画像
身長・体重の成長率の経時変化として正しいのはどれか。 解説図
身長・体重の成長率の経時変化として正しいのはどれか。
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