学習トップ教科書ドリル 生理学第9章 ▸ B. 妊娠と出産 / Q09B015

教科書ドリル 生理学

Q09B015 生殖・成長と老化

問題

授乳中に妊娠が起こりにくい主な機序として正しいのはどれか。

選択肢
1プロラクチンがLHおよびFSHの分泌を抑制し、排卵が抑えられるため。
2オキシトシンが直接卵巣の機能を停止させるため。
3乳汁産生に栄養が消費され、卵子が成熟しないため。
4エストロジェンが過剰に分泌され排卵を抑制するため。
解答
正解1
解説

下垂体前葉から分泌されるプロラクチンは、乳腺での乳汁産生を促すと同時に、性腺刺激ホルモン(LH・FSH)分泌を抑制する作用も併せ持つ。授乳が続いている期間はプロラクチン分泌が高いレベルに保たれるため、LH・FSHの抑制を介して排卵が起こりにくくなり、結果として妊娠が成立しづらい(授乳性無月経)。逆に授乳を行わない場合は、産褥およそ6週間で月経が再開する。選択肢2のオキシトシンは射乳・子宮収縮が主作用であり、卵巣機能を停止させるわけではない。選択肢3は生理学的根拠として不十分、選択肢4はエストロジェンの機構がむしろ正のFB側であり誤り。

解説画像
授乳中に妊娠が起こりにくい主な機序として正しいのはどれか。 解説図
授乳中に妊娠が起こりにくい主な機序として正しいのはどれか。
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