学習トップ教科書ドリル 生理学第8章 ▸ B4. 副腎 / Q08B4009

教科書ドリル 生理学

Q08B4009 内分泌

問題

アルドステロンの分泌部位・主な標的と2つの生理作用を答えよ。

解答
正解副腎皮質球状層から分泌される鉱質(電解質)コルチコイド。主な標的は腎臓(集合管)。作用は①Na⁺再吸収の増加とK⁺の排泄促進、②Na⁺再吸収に伴う水の再吸収による細胞外液量(循環血液量)の増加。
解説

アルドステロンは「Naを体に残し、Kを捨てる」ホルモンで、ステロイド構造ゆえ作用発現は数時間単位。Naと水が一緒に増えるため結果として細胞外液量・循環血液量・血圧が増す。この血圧維持ホルモンとしての機能がRAASの意義であり、ACE阻害薬・ARB・MR拮抗薬(スピロノラクトン等)はこの経路を抑えることで降圧効果を発揮する。過剰分泌状態(参考: コン症候群=原発性アルドステロン症)では高Na血症傾向・低K血症・高血圧がセットで現れる。

解説画像
アルドステロンの分泌部位・主な標的と2つの生理作用を答えよ。 解説図
アルドステロンの分泌部位・主な標的と2つの生理作用を答えよ。
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