学習トップ教科書ドリル 生理学第7章 ▸ B. 腎循環 / Q07B006

教科書ドリル 生理学

Q07B006 排泄

問題

腎血流量の自己調節における主要な機序はどれか。

選択肢
1血圧上昇時に輸出細動脈が選択的に拡張して糸球体血圧を下げる。
2血圧が上がると輸入側細動脈壁の平滑筋が伸展刺激で反射収縮し、流入量の増加を抑える(筋原性反応=Bayliss効果)。
3血圧上昇時に交感神経が抑制されて腎動脈が拡張する。
4血圧上昇時にレニン分泌が増加して腎血流を増やす。
解答
正解2
解説

腎のオートレギュレーションの主役は輸入細動脈で生じる筋原性反応(Bayliss効果)である。動脈圧が高まって輸入側の細動脈が伸ばされると、平滑筋細胞が自発的に収縮して血管抵抗を上げ、糸球体へ流れ込む量の増え過ぎを食い止める。逆に圧が下がって伸展刺激が弱まれば平滑筋は弛緩して抵抗を減じ、血流の落ち込みを緩和する。補助機序としてマクラデンサが感知する尿細管糸球体フィードバック(TGF)もあり、尿細管液のNaCl濃度を介して輸入細動脈の緊張度を微調整するが、本節Bの主題はあくまで筋原性反応である。選択肢1は輸出側を主役に置く点が誤りで、自己調節の軸となる血管は輸入側である。3・4はそもそも自己調節そのものの機序ではない。

解説画像
腎血流量の自己調節における主要な機序はどれか。 解説図
腎血流量の自己調節における主要な機序はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手