学習トップ教科書ドリル 生理学第6章 ▸ D. 体温調節の障害 / Q06D006

教科書ドリル 生理学

Q06D006 体温

問題

うつ熱(高体温症)について正しいのはどれか。

選択肢
1セットポイントが上方にずれる
2感染症が主因となる
3産熱が放熱を上回って体温が上昇する
4解熱剤(NSAIDs)で速やかに体温が下がる
解答
正解3
解説

うつ熱は熱産生が熱放散を上回る、あるいは環境からの熱負荷が放熱限界を超えた結果、体温が受動的に上昇した状態。セットポイントは正常で、視床下部は懸命に放熱を試みているが追いつかない。解熱剤(NSAIDs)はセットポイント上昇(=PGE2介在)を是正する薬剤なので、うつ熱には無効である。治療は体外からの物理的冷却(氷嚢・送風・冷水浸漬)と水分・電解質補充が基本。直射日光下での作業、高温高湿無風環境での激しい運動、甲状腺機能亢進症などが代表的原因。発熱との機序的区別が臨床治療選択の分岐点となる。

解説画像
うつ熱(高体温症)について正しいのはどれか。 解説図
うつ熱(高体温症)について正しいのはどれか。
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