学習トップ教科書ドリル 臨床医学総論第2章 ▸ 3. 触診 / Q023009

教科書ドリル 臨床医学総論

Q023009 診察の方法

問題

触診で同じ部位の情報をより多角的に得るための工夫を1つ挙げ、その意義を簡潔に述べよ。

解答
正解体位・姿勢・肢位をいろいろ変えて触診すること。同一部位でも体位が変わると臓器・腫瘤の位置や腹壁の緊張度が変わり、違う角度からの情報が得られるため、単一の体位では検出できなかった所見が明らかになることがある。
解説

仰臥位・側臥位・座位・立位など姿勢を変えると、腹部では腸管の位置や腹水の分布が移動し、腎臓や脾臓の触知しやすさも変わる。関節・筋肉では肢位の変更で緊張度が変わり、圧痛点や可動性制限の評価が精密化する。体位変換は触診のみならず、打診(体位変換現象による腹水・胸水の診断)や視診にも応用される汎用的なテクニックである。

解説画像
触診で同じ部位の情報をより多角的に得るための工夫を1つ挙げ、その意義を簡潔に述べよ。 解説図
触診で同じ部位の情報をより多角的に得るための工夫を1つ挙げ、その意義を簡潔に述べよ。
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