学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第10章 ▸ D. 出血性素因 / Q10D012

教科書ドリル 臨床医学各論

Q10D012 血液造血器疾患

問題

ITPと血管性紫斑病(Schönlein-Henoch)の**最も重要な鑑別点**はどれか。

選択肢
1紫斑の有無
2血小板数(ITPは減少、血管性紫斑病は正常)
3性別(ITPは男性優位、血管性紫斑病は女性優位)
4発熱の有無
解答
正解2
解説

ITPと血管性紫斑病はいずれも紫斑を呈するが、病態は全く異なり**血小板数で鑑別**できる。**ITP**: 自己抗体による**血小板減少(<10万/μL)**、赤血球・白血球・凝固系正常、紫斑+粘膜出血。**血管性紫斑病**: IgA関連小血管炎で**血小板は正常**、下肢触知性紫斑+関節痛+腹痛+腎障害の4主徴。紫斑の有無では鑑別できない(両方とも紫斑あり)。性別は両方とも特定の偏りはない(ITP慢性は女性やや多・血管性紫斑病は小児男児やや多)。治療も異なる(ITPはステロイド+/-IVIG+/-脾摘、血管性紫斑病は安静+対症療法、重症腎炎のみステロイド)。

解説画像
ITPと血管性紫斑病(Schönlein-Henoch)の**最も重要な鑑別点**はどれか。 解説図
ITPと血管性紫斑病(Schönlein-Henoch)の**最も重要な鑑別点**はどれか。
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