学習トップ / 教科書ドリル 臨床医学各論 / 第10章 ▸ D. 出血性素因 / Q10D004
教科書ドリル 臨床医学各論
ITPにおいて、自己抗体が結合した血小板が破壊される主な場所はどこか。
ITPでは自己抗体(主にIgG)が血小板膜抗原に結合し、Fc受容体を介して**脾臓のマクロファージ(網内系)が自己抗体結合血小板を貪食・破壊**する。このため脾臓摘出術がステロイド無効例で有効な治療選択肢となる。骨髄では代償性に巨核球の産生が正常〜亢進しており、「産生は十分あるのに末梢で壊される(破壊亢進)」というのがITPの本質。近年ではTPO受容体作動薬(エルトロンボパグ・ロミプロスチム)が慢性ITP治療に加わっている。

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