学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第10章 ▸ D. 出血性素因 / Q10D003

教科書ドリル 臨床医学各論

Q10D003 血液造血器疾患

問題

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の基本病態として**正しい**のはどれか。

選択肢
1凝固因子欠乏による二次止血障害
2血小板に対する自己抗体により血小板が破壊される自己免疫疾患
3血管壁の炎症(血管炎)による出血傾向
4骨髄での血小板産生が完全に停止する骨髄不全
解答
正解2
解説

特発性血小板減少性紫斑病(ITP、免疫性血小板減少症 immune thrombocytopenia)は**血小板膜抗原(GPIIb/IIIa等)に対する自己抗体**が末梢血中の血小板に結合し、脾臓のマクロファージに捕捉・貪食されて血小板数が減少する**自己免疫疾患**。骨髄での血小板産生は**正常もしくは亢進**(代償性に巨核球が増加)しているのが特徴で、再生不良性貧血(産生低下)とは正反対の病態。急性型(小児・ウイルス感染後)と慢性型(20-40代女性・緩徐発症・難治性)に分類される。

解説画像
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の基本病態として**正しい**のはどれか。 解説図
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の基本病態として**正しい**のはどれか。
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