学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第10章 ▸ C. リンパ網内系疾患 / Q10C012

教科書ドリル 臨床医学各論

Q10C012 血液造血器疾患

問題

次の患者で最も疑われる疾患はどれか。
「58歳の男性。3ヵ月前から右頸部に無痛性のしこりを自覚、次第に増大し鎖骨上にも複数の腫瘤を触れるようになった。2ヵ月前から38.5°Cの発熱が周期的に出現し、就寝中に寝具を濡らすほどの発汗を繰り返している。体重は半年で元の体重の12%減少。血液検査で血清LDH高値、可溶性IL-2受容体著増。胸部CTで縦隔・腋窩・腹腔内リンパ節に多発性腫大を認める。頸部リンパ節生検でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の病理診断。」

選択肢
1急性骨髄性白血病
2悪性リンパ腫(非Hodgkinリンパ腫、DLBCL)
3肺結核
4特発性血小板減少性紫斑病
解答
正解2
解説

中年男性の無痛性リンパ節腫大(頸部→鎖骨上→縦隔→腹腔内と広がる)+**B症状(発熱・盗汗・10%以上体重減少)**+LDH・可溶性IL-2受容体上昇+**リンパ節生検でDLBCL病理診断**は非Hodgkinリンパ腫(DLBCL)の典型像。Ann Arbor III期B(横隔膜両側+B症状あり)以上。**R-CHOP療法**を標準治療として6-8サイクル施行する。結核も類似のB症状様所見を示しうるが、ツベルクリン反応・IGRA・喀痰塗抹・胸部画像でリンパ腫と鑑別。Hodgkinリンパ腫なら Reed-Sternberg 細胞を認める。

解説画像
次の患者で最も疑われる疾患はどれか。 「58歳の男性。3ヵ月前から右頸部に無痛性のしこりを自覚、次第に増大し鎖骨上にも複数の腫瘤を触れるようになった。2ヵ月前から38.5°Cの発熱が周期的に出現し、就寝中に寝具を濡らすほどの発汗を繰り返している。体重は半年で元の体重の12%減少。血液検査で血清LDH高値、可溶性IL-2受容体著増。胸部CTで縦隔・腋窩・腹腔内リンパ節に多発性腫大を認める。頸部リンパ節生検でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の病理診断。」 解説図
次の患者で最も疑われる疾患はどれか。 「58歳の男性。3ヵ月前から右頸部に無痛性のしこりを自覚、次第に増大し鎖骨上にも複数の腫瘤を触れるようになった。2ヵ月前から38.5°Cの発熱が周期的に出現し、就寝中に寝具を濡らすほどの発汗を繰り返している。体重は半年で元の体重の12%減少。血液検査で血清LDH高値、可溶性IL-2受容体著増。胸部CTで縦隔・腋窩・腹腔内リンパ節に多発性腫大を認める。頸部リンパ節生検でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の病理診断。」
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